私は、風が収まったことを感じると辺りを見回す。 やはり、人の気配が全くない神社の境内 私はそっと、狛犬から離れる。 何してたんだっけ? ん~。忘れた。 帰らなきゃ…。 私は、神社の横にある細い道を辿って、いつもの通学路に合流すると、真っ直ぐ家に帰る。