指輪と私の物語1~焔~[完]

私は、バーンの隣に居た。

気温が徐々に高くなる。
山は、バーン達が住む小屋の更に先にある。



「なぁ?マリは恋しないのか?」


ふいにモブが振り返って聞いた。


「な!…わ…私は…。」
読んでいた本から目を離し、慌てるマリ。

「小さい頃から聞いたこと無いよなぁ?」

マリの顔は真っ赤だ。