やっと見つけた。
ここまで辿り着いた。
私の目の前には、赤い瞳の一人の男が薄笑いを浮かべて、私を見ていた。
私の右手には、黒い宝石が付いたシンプルな指輪が嵌められている。
私は右手に力を込める。
力は気となり、黒色の宝石に集まる。
黒かった石が虹色に輝く。
一瞬の後、私の右手には光輝く剣が握られていた。
ここまで辿り着いた。
私の目の前には、赤い瞳の一人の男が薄笑いを浮かべて、私を見ていた。
私の右手には、黒い宝石が付いたシンプルな指輪が嵌められている。
私は右手に力を込める。
力は気となり、黒色の宝石に集まる。
黒かった石が虹色に輝く。
一瞬の後、私の右手には光輝く剣が握られていた。


![僕の(わたしの)生きる世界1[完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.759/img/book/genre7.png)