「何で…その、き、ききき、キスしたの!?」 「え、それはー」 「いや、やっぱいい答えなくて! ごめん! じゃ、私お弁当食べてくるから!! さよなら!」 「お、おい!」 保健室の扉を勢いよく閉めて三階まで全力で駆け上がった。 それも無我夢中で。 私の頭の中はかなり混乱していてとても冷静ではいられなかった。