恐らく坂の上で曲がるってことは閑静な住宅街だったような。 うーん。 近所だけどあんまり行ったことないから分からないや。 他にも他愛のないことを話していたらあっというまに私の家に着いた。 「ほんとありがとね…。 また明日、学校で! 気を付けて帰ってね」 「…あぁ。 お前も気をつけろよ」 ふっと笑って宗司は坂を上がって行った。 恩人すぎてもう頭が上がらないです。 はい。 「~~♪」 気が付けば私は鼻歌を歌っていた。 …少し仲良くなれたのが嬉しい、なんてね。