愛されすぎて困ってます!






「あぁ?!
お前に関係ねーだろ!?」

「ボコボコにすんぞ!?」

「やれるもんならやってみろや。
…その前にお前らが捕まるのが先だがな?」




にやりと笑う矢吹くんの片手にはスマホ。



「!?」

「おいサツ呼んでんじゃねーかあのガキ!!
逃げんぞ!!」



さすがにまずいと感じたのかヤンキーたちはいそいそと車に乗り込んで、荒い運転で消えた。

…ふう。
怖かった……!


内心ビクビクだった。