さっきよりスピードを出して走っていたらあっという間に家が見えてきた。 「さっすがバイク! あっという間だった!」 「おい。 バイクより俺に感謝しろって」 「あは、ありがと!」 「…っ! じゃーな。 腹出して寝るんじゃねぇぞー」 「だ、出さないし!!」 ニヤっと笑って葵は坂道を下って行った。 あっという間に姿が見えなくなり、私は少し冷えたパンを持って家の中へ。