君色の夏





「千夏って、本当においしそうに食べるよな」



「だって、おいしいんだもん!」



このりんご飴、最高!



「俺にもちょうだい」



私が黙々とりんご飴を食べていると、涼平が横からぱくっと私のりんご飴にかじりついた。



「あーっ! 私のりんご飴~!」



「私のりんご飴~!って、俺が買ったんだろ」



「そうだけどさ~…」



ぐちぐち文句を言いながらも、私の心はまたドキドキと高鳴る。



これって……間接キスってやつ?



なんか、やっぱり今日涼平変じゃない!?



普段の涼平って、こんなに甘くない!




今日はいつも以上に涼平にドキドキするのは私だけでしょうか。





「千夏と涼平ってさー、カップルみたい」



「え?」