ミニテーマパークにいた子供達も家に帰る時間だ。 少しずつ人がエレベーターに乗ってきたが、その流れは止まることのないまま、あっという間に人で埋め尽くされた。 うわ、すごい人だな。 他の人との距離がとても近く、ぶつかってしまいそうだ。 「わっ……」 ぶつからないように気を使っていると、横から麻琴ちゃんの声が聞こえた。 麻琴ちゃん!? 焦って横を見ると、彼女はサラリーマン男性の背中に押し潰されそうになっていた。