しばらく待っていると、隣の部屋の扉が開く。 「ごめん!ちょっと、遅くなっちゃった!」 慌てて扉の奥から現れた彼女は、普段学校で見る姿より何か胸を打つものがあった。 肩につくかつかないかくらいの髪はサイドで編み込まれ、毛先はカールがかかっていて。 最近買ったのか、シワのないきれいなパステルイエローのワンピースがよく似合っていて。 キャメルのサンダルで少し大人びて見えて。 顔色が良いように見える。 化粧までしてくれたみたいだ。