尚斗side♡*°
「大丈夫、尚斗は優しい人だよ」
そう言って笑う彼女はあのとき━━━助けたときに見せてくれた笑顔と重なった。
だから硬直してしまったんだけど、彼女は何を思ったのか照れ始めた。
「冷めるよ!」と言われたので学食のカツ丼に箸をつける。
正直、味はどうでもいい。
ただ、昨日お弁当を食べてたのに今日は学食に入っていく麻琴ちゃんが気になっただけだから。
今朝の事もあるし━━━………放っておいたら、一人で壊れてしまいそうな気がする。
だから、俺は麻琴ちゃんの心のボディーガードをすることにした。

