「大丈夫、尚斗は優しい人だよ」 「………」 何故か尚斗が目を見開いた。 ……あ。私いつもならきっとこんなに尚斗に優しくしないよね。 どうしたんだろう私……。 少し照れ臭くなってきたので、 「ほら!早く食べないと!カツ丼冷めるよ!」 と言って私も味噌汁を飲んだ。 冷めた味噌汁の味は塩気のない、ほどよく味のついた絶品だった。