━━━━どうしよう、誰か来る! 私がパニックになっていると、 「麻琴ちゃん、こっち!」 尚斗に腕を引っ張られた。 ガラッ……… 「あーあ、タオル忘れちゃった」 え………この声……。 「しっ………」 そのとき、尚斗の手に口を塞がれる。 尚斗に連れられた先は掃除用具箱の中だった。 埃臭いことより、尚斗との距離にただでさえドキドキしてるのに、口を塞がれることで密着度が高くなる。