最高のパターン



尚斗の言葉に救われる。


自暴自棄になっていた心が。


「………ね。後悔はいくらしたっていいんだ。ただ、自分を責めても仕方ないだろ」


「………うん。そうだね。ごめん……迷惑かけて」


「迷惑?まさか。好きな子の力になれるんだ、光栄だよ」


無邪気に笑う尚斗。


「…………ありがとう」


涙をぬぐう。


「………教室、戻ろうか」


尚斗が手を差し伸べる。


「……うん」


次はしっかりと手を握った。