「あれ、尚斗?」 後ろにはさっきまで隣を歩いてた尚斗がいる。 ま、まさか、ストーキングしてたり!? やめてもらおうと思って尚斗のもとへ駆け寄る。 「ちょっと、尚斗! いくら私のこと好きだからって、ストーカーはやめてよ!」 「はっ、!?」 尚斗は、今私の存在に気がついたって感じ。 「ストーカーじゃねえよ、俺んちがあそこなんだ」 尚斗が指差すマンションは、壁がクリーム色っぽい。 私の帰る建物を指差しているように見える。 「……………私の家も、あそこ」 わたしもそのマンションを指差す。