そして俺は壁に両腕をつけた。
俺が、壁際の麻琴ちゃんを覆うように。
「な、尚斗…………?」
急な俺の行動に困惑したのか、俺との距離に緊張しているのか。
顔を赤くして俺を見つめてくる。
………その上目使いは計算?
それとも自覚なし?
ほんと、敵わないなあ。
「ごめんね、麻琴ちゃん」
俺は思ったより緊張して、恥ずかしくて、彼女から目をそらす。
「可愛いから、独り占めさせて」
━━━そう。
これは俺の独占欲。
遊ぶのに夢中になってたけど、こんなに可愛い女の子、誰にも見せたくないし触らせたくもない。
俺のハニー。

