ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~

「……まあ、暇潰しに、俺らのこと簡単に説明しちゃるわ。

俺はシュタイン。そして、この包帯がクロムや。」

「よっ…よろしくお願いいたします!!!」


「…ヨロシク…ネ……。

……私ニハ、敬語…イラナイ…」


クロムは丁寧に可愛らしくおじぎをした。

「ふふ…とてもかわいらしいわ…。」

「……アリガ…トウ……。」


彼女はポッと顔を赤くすると、ふっと笑った。

「……かわいい…か…。

精神年齢は見かけ通り、年端のいかぬ少女だが、

そいつは実年齢248歳のババアだぞ?」


「……コ……殺スゾ……オ前…っ…。」


彼女は更に顔を赤くしていた。


「女のコをいじめちゃだめですよ。

年齢は関係ありません。

女性は永遠の少女なんですからっ!!」


私はクロムをなでてあげた。


「……女というものが、つくづく判らん。」


レオンさんはコーヒーを飲んでため息をついた。