ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~

「……コレ以上…スルナラ…

……オ前、許サナイ…。」


包帯の少女が杖を構えた。

「…………ちっ……。」

グエンさんはきまり悪そうに部屋から出て行った。


………さっきのは、ただのケンカじゃ…ないみたい……

そういえばどうして…二人はぶつかってばかりいるんだろう……

というか……なんだか、他の人達もグエンさんのことを良く思っていない感じがする……

「………藍…。

あんな奴だがな……悪い奴じゃないんだ…。

誤解しないでやってくれ……。」


「……オ前……」


「レオンさん…。」


それは意外にも、レオンの言葉だった。