ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~

扉の前に立っていたのは

青ざめた、頭にネジがついている大きな男の人と、

その後ろにいる包帯の小さな少女だった。


「……おまんら、もし止めていなかったら、

今頃どうなっていたと思っちょるんがか!!

グエンは粉々、レオンは重要な家臣を殺した事になるところじゃ。」


そう言うシュタインさんのネジは、

バチバチと放電していた。


「…僕がこの男に負けると…?

………冗談きついですよシュタイン。」


グエンさんはそう言うとレオンさんをきつく睨んだ。