ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~

「…ほう…勝負ですか?

……この私の剣術を知っている上でですか?」


「…はっ…何を言う。

俺様の魔力は神をもひれ伏させるぞ?」


そう言うレオンさんの爪は長くなり、

グエンさんの牙も鋭くなっている。


「……れ…レオンさん……グエンさん…。」


……これは…相当ヤバいんじゃ……


「……やめろ。

レオン、グエン。」


……パリパリパリッ…


グエンさんの剣が、氷を床に落としたように音を立てて割れる。


「………シュタインか。」