ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~

「……あ……あの……本当に…っ…。」


すると、私が少し怯えていることに気が付いたのか、私から少し離れた。

「……まあ…いい。

無理矢理襲うのは趣味ではないからな。

……そういえば、お前、

名はなんという?」

レオンさんが私の頬を優しく撫でる。

「あ…藍です。夕月 藍です。」


「アイ…か。」


レオンさんは少しだけ優しく微笑んでくれた。

「良い名前だな。」


そうやって笑うレオンさんを見てると、
なんだかちょっと、ドキドキとする。