ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~

「……そう…だったんですか……。」


「………ああ。

俺達は、意識を共有できる。」



鋭い瞳が、月夜に映える。
とりあえず、目の前にいる人が、

彼女を殺した恐ろしい人じゃなくて…
よかった………


「……じゃあ……

本当のあなたは………どっち………?」



「……どちらも…だ。

俺の父は、凶悪な方の自分を選び、

"もう一人"は殺した。

俺の祖父は逆だった。」


殺す……?


「どうやって殺したの……?」