ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~

…………くっ……

……不意討ちか……


「…なんだ?」

「……わ…私……まだ……死ぬ覚悟ができないので……

殺すなら……明日に…してください。」


潤んだ瞳が俺の目を奪う。

震えながらもまっすぐ俺を見つめている。




………あああ……本当に……………!!!!!!!!!!


…………………………くっそ可愛い………!!!!!




「……よかろう。」


俺は赤くなった顔を見られぬよう、

くるりと後ろを向いて急ぎ足で自室に向かった。