思わず 「大丈夫ですか!?」 と駆け寄って肩に触れていた さっきまで赤かった顔が 今は真っ青になっていた 呼吸も浅いのを繰り返している あたしの触れる肩も 床につく手も震えていた 彼は何も答えずに 浅い呼吸を繰り返したまま 何か手探りで探しているようだった 「何を探しているんですか!?」 もしかして薬? 彼は病気なの? 一気に哀しみから不安へと変わる 彼は苦しげにあたしを見た そして 一言 ポツリと 呟いた 「誰か… 憎い人は 近くにいますか」