「私のせい、だよね?私があの時巻き込んでコケさせたから」
「...別に」
なぜか、本当のことを言おうとしない。
なんで?
いつもだったら、すぐにいろいろ言ってくるはずなのに。
熱でも、ある?
よし!夏があってもなくても、保健室に連れて行こう!
ガシ、とシークレット競争のときに掴まれたみたいに、今度は私が手を掴んで引っ張る。
「お、おい」
「いいから!」
たまには、私についてきてもらおうじゃないの。
ガラガラ。
「けが人一人連れてきました!」
「・・・」
勢い良く入ったものの、誰もいない保健室。
あ、先生たちは体育祭の反省でもしてるのかな。

