「ね、猫の着ぐるみ?!」



マイクに向かって叫びながら自分で驚く。



猫の着ぐるみって、絶対動きにくい!



それに、こんなに晴れて暑い中で着るなんて...。



でも、ルールに逆らって失格にでもなってみれば、クラスに点数自体はいらなくなる。



そんなの、学級委員の資格ない!



なぜかここで、変な責任感を感じて、仕方なく着ることにした。



着ぐるみっていうか、イベントとかでいるかわいいキャラクターみたいな作りで、頭の部分だけ外れる形のもの。



被ってみるだけで暑いから、そういう人たちはすごい仕事をしているんだなと感心。



って、そんなことより!



急いでコースに戻って第2ポイントに向かう。