bitter*sweet




優しかったら怖いなんて思わないのにな。



「“怖い”か。ふーん」



「うん。って、え"」



この声は、佐々木くんじゃない...。



だってこの特徴的な声は...。



「洸じゃん。おはよ」



「おう。で?何の話してたんだ?」



橋本くーん...。



「ああ、鈴木さんが洸のこと怖...」



「ああ!お腹痛かったんだ!保健室行ってくる!!」



鈴木夏希、逃走。



お腹が痛いなんてもちろん嘘。



今日も絶好調です。



でもこれ以上そこにいたら何言われるかわからない。



考えるだけでこっわー。



でもここで重要なことを思い出す。



学級委員の話し合いがあるからあそこにいたんじゃん、私。