実際、本当に逃げ出す勇気もないんだけどね。
なんてヘタレなんだ、私は。
話し合いが始まると、もっと圧迫感は増していった。
でも、
「1年6組の佐々木晴翔です。よろしくお願いします」
佐々木晴翔くん、じゃん!!
その声に1年1組の私は振り向きたいけど、誰もそんな人はいないから、絶対変な人になるよね、と我慢。
でもでもでも、佐々木晴翔くんが一緒だなんて...。
ちょっと学級委員へのやる気が出てくる。
「では、全体の話し合いを終わります。ですが、各学年で長を決めるので挨拶の後もこの場に残ってください。終わった学年から解散してください。起立、礼」
生徒会長が指示を出す。
「「ありがとうございました」」

