あなたとのキョリ


「悪い
かっこ悪いよな、男のくせに」

『全然そんなことない!
むしろ、嬉しかった!!』

「え?」

駿君が、訳がわからないっていう顔してる

駿君が、わたしのことを思ってくれたのがすごく嬉しい

わたしも伝えなきゃ!

『わたし、駿君のこと大好きだから!』

あっ…
またやってしまった

う~
恥ずかしい…

大好きって
大好きってー…

「桃」

駿君が、名前をよんでわたしを抱きしめた

やっぱり安心するなぁ

『えへへ』

わたしがにこにこし始めると、駿君は目を細めて笑った

「俺も好きだよ」

駿君はそう言って、わたしのおでこにキスをした