空の王冠

ユーシアは泣いた。
後から後から涙がこぼれた。

何がいけないのだろう。
皆と同じこの青い瞳。

悲しくて、
悲しくて、

ユーシア目を伏せて泣く。

「どうしてやめちゃうの?」

えっ?

ユーシアは驚いて鏡を覗き込む。
誰もいない。

ユーシアはもっともっも
目を凝らして鏡を覗く。

「あなたはだぁれ?」