屋上に着くと柔らかい風がふいていた





会長と話していたので15分位しかいられないが少しでもいられるなら十分だった






真ん中の方に寝転がり空を見上げていると足音が聞こえてくる






それはだんだん近づいてきて扉の前で止まった





それから暫くして………ガチャ





誰かが入ってきた




まじかよ。普段は誰も来ないのに何で今日に限って来るんだ




入ってきたのは女だった




その顔を見て俺の心が脈打つ




彼女は背中の真ん中まで伸びた黒い髪に右側に白いメッシュがはいっている


黒縁の眼鏡をかけているが眼鏡越しでも分かる大きな目



小さな鼻、ふっくらした艶のある唇、白い肌、





身長は女にしては少し高めでスラリと伸びた足









誰もが見とれてしまうほどの美少女だった







見た事の無い顔だった。転校生か何かか?






でも、そんな事話されていないような


新入生が学校に来るには早すぎるしな



色々考えていたら彼女と目があった