『あー、俺行かねぇと。黒羽はどうすんだ?』 「私は理事長室に行かないと 教室には、担任と行くし」 まぁ、知らないやつがいきなり同じ学年にいたらびっくりするだろうしな 『分かった。じゃあ、途中まで一緒に行くか』 体育館は勿論、理事長室は一階にあるので下までは一緒だ それを、嬉しいと思っている自分がいる なんか変な感じでムズムズする 「うん、そうだね!」 そう言い出入口に歩く黒羽を行動早いなと思いながら追いかける 扉を閉める瞬間、少し冷たい風が背中をかすめた まるで、俺達を応援するように