俺の秘密


俺はそんな思いを消すように話題をかえる




『クラスは?』





「分かんないです。確か、副会長のクラスだって聞きました」




なんでそんな遠まわしの言い方なんだ




とりあえず


『俺と一緒だな。2組だ』





俺がそう言うと黒羽はびっくりしていた





「副会長なんですか?」




『そんなびっくりすること?』




「はい、そうは見えなくて」




初めから思っていたが彼女は遠慮というものを知らないらしい





『ひでぇな、これでも結構信頼あんだけど?』




そこで、ふと疑問に思ったことを聞いてみた