零里side
ピピピピッ ピピッ カシャン
『ふぁ~ぁ。寝みぃ』
ただ今の時刻、朝6時半
最初の頃は起きるのに苦労したが1年も続けていたら慣れてきた
今日から新学期が始まる
学校はここら辺で頭はいい方の学校
俺は高校に入って一人暮らしを始めた。
理由は家から学校が遠いため
まぁそれ以外にもあるのだかそれは後ほど
取り敢えず制服に着替え弁当と朝飯を作る
料理は多分上手い方だと思う。
ご飯を食べながら天気予報や占いを見る
《1位はいて座のあなた!新しい出会いは凶と出るか吉とでるか?……》
……新しい出会いねぇ
ま、どうでもいいけど
考え事をしていたら7時半を過ぎていた
『やべっ、ちょっと急がねぇと』
あいつ怒らしたら面倒だからな
ガチャガチャ……ジャー キュッ
ピンポーン
食器を洗い終わったと同時にチャイムがなる
今日は来るの早いし
はぁ
心の中でため息をつき玄関へ向かう