「……はぁ~あせぇーっかく優しく声をかけてあげたのに」 「……」 両手を腰にそえて遠藤を上から見下ろす。イヤ、言い方的には見下していると言った方が正しいのだろうか。 「__愚図が」 今までのかん高い声はどこへやら。ついさっきまでの彼女と同じ人物だとは思えないほど低い声が遠藤を震わせる。それほど、彼女の声には殺気がこもっていた。 「生徒会の横暴を止めるですって?」 「……」 「生徒会がいるせいで何一つ自由に出来ない?」 「……」 「息をするのでさえキツい?」