天敵なキミに恋をした






同じ音楽室にいるはずなのに、私だけ違う空間にいるような感覚。




「そういや、付き合ってた頃は奏多くんって呼んでたよねぇ……」




ねぇ、それ今関係ないじゃん。




「俺は亜美先輩って呼んでましたよね。」



私がいるときにそんな話しないでよ。




「たまーに、亜美って呼び捨てで呼ばれたときはドキッてしたなぁ。」




「その度、先輩顔真っ赤にしますもんね面白かった。」





ほんと、もうやだ……




辛いよ、そんな話しないでよ。