リビングに戻るとお母さんが驚いたようにそう声をかけてきた。
あたしは自分の頬に触れ、「怖い顔になってる?」と、聞いた。
「目がつり上がっているわよ? 何か嫌な事でもあった?」
そう聞かれ、あたしは一瞬迷う。
毎週日曜日に送られてくる妙な荷物のことを言うべきだろうか?
お母さんも前に一度白い箱を目にしているから、しっかり話をきいてくれるかもしれない。
「実はね変な贈り物が届いてるの」
「贈り物?」
「うん。前に白い箱が届いてたでしょ? あれ、毎週日曜日に届くの」
そう言うと、お母さんは眉間にシワを寄せた。
「どういう事?」
「わからない……。最初は中身がなんなのかもわからなかったんだけど、毎週届く物を並べてみたら、リアルなウサギみたいで、気持ち悪くてさ」
「ウサギ?」
「うん。縫い目をつなぎ合わせて行くと、一匹のウサギになるの」
あたしは自分の頬に触れ、「怖い顔になってる?」と、聞いた。
「目がつり上がっているわよ? 何か嫌な事でもあった?」
そう聞かれ、あたしは一瞬迷う。
毎週日曜日に送られてくる妙な荷物のことを言うべきだろうか?
お母さんも前に一度白い箱を目にしているから、しっかり話をきいてくれるかもしれない。
「実はね変な贈り物が届いてるの」
「贈り物?」
「うん。前に白い箱が届いてたでしょ? あれ、毎週日曜日に届くの」
そう言うと、お母さんは眉間にシワを寄せた。
「どういう事?」
「わからない……。最初は中身がなんなのかもわからなかったんだけど、毎週届く物を並べてみたら、リアルなウサギみたいで、気持ち悪くてさ」
「ウサギ?」
「うん。縫い目をつなぎ合わせて行くと、一匹のウサギになるの」



