手術室に入ると、術医を着た幸治さんとお父さんがいる。 緊張で体が震える。 「かなちゃん、大丈夫。お父さんが必ず助けるからね。」 と、私の手を握った。 「かな、そんなに泣くな。」 と幸治さんの手が私の目元の涙をすくう。 そして肩に手をかけられ、幸治さんの温もりで一気緊張がとけていく共に、私は眠りについた。