目を覚ました。 同じベッドで寝てる。 夜なのか、誰も近くにいる気配がない。 寝ようと思えば、また寝れる気がする。 そんなとき、どこかから声が聞こえてきた。 「今日は、病院で過ごさせます。 私は一度、自宅に戻って、明日また迎えに来ます。」 幸治さんの声。 「まぁ、年頃だし。 それに医学部は、誰にだって辛い試練だからな。 あまり佐藤先生が悩まないように。」 誰かと喋ってる。 聞いたことのある声だけど、思い出せない。 やっぱり私は、幸治さんにとってはお荷物なんだよね。 もう家を出よう。