「な、何よ」





「あなた、どうしてこういうことするんですか?
私から見たあなたはモテますよね?
すごく美人だし」





「なっ!!!お世辞や同情なんていいわ。
私は昔朝陽みたいな裏の顔の男と付き合ってた。
でも騙された。
だからムカついたのよ、朝陽みてると。
どうせみんな同じなのよ」





もしかしてこの人…





私と似た過去もってるんじゃないだろうか…。





私はそう思いまた、口を開いて過去の話を始めた。