。○朝陽side





俺が別れを切り出したらやっぱ一花は泣きそうになっていた。





今頃泣いてるだろうな…。





俺は即座に昇に電話をする。





「もしもし」





『おう』





「別れて来た。
一花慰めてやってくれ、頼む」





『おう、わかった。
ごめん、日比野美紀の情報まだわからねー』





「そうか。
俺も探ってはみるよ」





そう言って昇に頼むしかないことに俺は悔しくてたまらない。





一花と同居した三ヶ月間すげー楽しかったな。