「美味しい!すっごく美味しいです!」





パスタの硬さと味付け具合ちょうどよくて、タラコの量も少なくもなく多くもなくちょうどよくて、すごく美味しい!





「ありがとう!
朝陽、俺の作ったパスタすんげー好きなんだよな」





「一々うるせーって。
もういいから仕事戻れよ」





「はいはい、わかったんかった。
二人きりにしてやるよ!
あ、一花ちゃん、デザートサービスするから
食事終わったらまた呼んでな?」





え?デザートサービス?





申し訳ないけど、でも、お言葉に甘えようかな?





「はい。ありがとうございます!」





私の返事を聞くと「いいえいいえ♪」と言って去っていった。