あれからあのお客さんは満足したようで、後半終了と共に帰って行った。 もっと早く帰ってくださいよね。 せっかく朝陽と一緒にいたのに~!!! 「一花お疲れ~! わざわざごめんね?」 「ううん、いいよ!」 「で、朝陽は?」 「うーん、自分のクラスの出し物手伝い行った! こっち来る前寄ったら大分暇だったから 気になってたのか、私に気を使ったのか… そう言って去ってっちゃった」 「そっか~! 二人の邪魔しちゃったね…」 そう言ってショボンとしてる茜。