「で?本当のところは茜のこと?」 「いや、ほんとにそういうんじゃないって!!! 多分だけど」 多分って…。 「多分、違う。 でも気になってる。 一花ちゃんときとなんか違うから よくわかんねーんだよ」 なるほど、そうかそうか。 んまあ、茜に手を出されるのも腹立つけど。 だってもし付き合って結婚したとしたっけ、こいつ、俺の義理の従兄弟だぞ? ごめんだ。 ってか、そういう話しもまだ早すぎか。