数日、数週間がたったある日私の目の前に現れたのは

いつしか私へ別れを告げた君だった。私は戸惑う。

「あの‥…」

私は、なにも言わない彼へ言葉をかける。なにも反応はない。

ただ、私を視ているだけ。なにがしたいんだろう。

すると、回りでざわついていた部活終わりの子達は帰り、

その場は私と彼の二人きりだ。とっても静かだ。

すると、彼はゆっくりと口を開いた。私は体をこわばらせる。

「お前、あいつには告白するのか?」

「え?あいつ?」

予想外の言葉に私は呆然と立ちすくむ。告白って、え?

なんで