梨「私は土方さんに頼まれたものを買いに町へ行きました。そしたらだんだんそらが薄暗くなってきたのではやく屯所に帰ろうと足を急がせました。すると、後ろから名前を呼ばれたので後ろを振り返りました。
すると武市半平太、岡田以蔵、中岡に会いまして...」


土「なんだと?武市に岡田、中岡?」


梨「はい。それからこちら側に来ないかと言われました。もちろん断りましたけどね。
新撰組のことを教えてくれとか言ってましたけど。もちろんいいませんでした。
で、ですね。そこで私は咳き込み出しました。」


沖「...労咳」


梨「はい、多分ですけど。武市は私が労咳だと知り、また改めてくると言っていましたが、めんどくさかったのでそこで斬り合いになりました。」


斎「1対3でか?」


梨「あたりまえですよ。それで私は相手が弱ったところを狙い斬りました。そのあとに少し片付けて戻ってきました。あまり覚えてないのですが斬り合いの途中何度か血を吐きましたね。以上です。」


平「おまえ、すげーな」


梨「そー?あいつら生きてたらいろいろと面倒でしょう?だったらはやく殺っておいたがいい」


山「確かに。立花くんの言う通りかもしれません。」


土「立花。すまなかった。俺が使いを頼まなければ...」


梨「土方。それは違う。ありがとうと言ってくれ。私は新撰組を守るために来たんだぞ?自分を責めるな。土方が自分を責めるなど明日は雪が降りそうだ。」


土「てめぇ...。ありがとうな」


梨「あぁ。...それで労咳のことだか私は自分の労咳を治すことが出来る。」



原「そうなのか?どうやってだ?」


梨「自分の血を飲むんだ...」


永「はぁ!それって...」


梨「そう。自分を傷つけないといけないんだ。...そこで誰か私の血をとってくれないか?」


平「俺がやるよ」


梨「ほんと!ありがと!今からお願いします」


平「...わかった。背中出してくれ」


梨「はーい。」

そう言って私は背中を出した