すでに恋は始まっていた

私達は商品を見ているんだけど…


(さっきからカレカノばっかり…)


周りには夏休みっていうこともあってか、カップルしかいない。


そっちに目がいって頭が回らない!


私は隣の疾斗を見た。


(私達もカップルに見えてるのかな?)


そんなことを考えていると疾斗が私の視線に気づいたのか、こっちを向いて目があった。


「どうした?」


ドキッ


「な、なんでもない!」


私は慌てて顔をそらす。