青空の下月夜に舞う 2

それぞれが食べ終わり、世間話に華を咲かせていると、チャイムが鳴って、美咲さんが到着。


「みんなー!アイス買ってきたよー!慶太郎の奢り~」


ビニール袋を手に、100円ではないだろう、少しお高めなアイスが5つ。

白地に紫やピンクの小さな花柄のワンピースで登場した裸女。


「慶太郎?」

反応したのは、リカさん。


「うん。昨日7並べ買ったの。あいつ馬鹿だから弱いんだよ」


テーブルを前に座りながら口にした。

チラリとさゆりさんを見たけど、何ともなさそうな顔。

元カレって。そんなものなんだろうか。


誰ともお付き合いの経験がない私には分からないけど。

学校も同じだし、会う機会もたくさんあるだろう。

別れたカップルの空気は、私がいくら考えても分かる訳なんてなく。

目の前に置かれた、チョコレートサンデーをスプーンですくって口に入れた。