青空の下月夜に舞う 2

「私一人暮らしなんで、生活費にほとんど消えます」

「……あ、わり」


ばつの悪そうな顔に変わったリカさん。


「だ、大丈夫です!私今月かなり働いてるから、来月は小金持ちです」

笑いながら言い放つ。


変な空気にしちゃった……

冗談っぽく話すと、リカさんも眉を少しだけあげて。


「じゃ、来月ジュース奢って。イチゴミルク。パックのやつ」

「いいですよ」


100円くらいのジュースで、話を終わらせようとしてくれる、リカさんの優しさを有り難く思いながら。

下手に突っ込まず、その場の空気に身を任せた。


リカさんの優しさに、胸を借りるつもりで。

それからリカさんの口から出たのは、裸女の大食い伝説話で。
私達がクスクスと笑う声に、二人が起きるまで、リカさんは私を楽しませてくれた。