青空の下月夜に舞う 2


少しずつ、闇に慣れてきた目。

天井を見つめ、小さく息を吐いた。



「……麻衣、寝れねえの?」

ボソリと呟く様に、隣のさゆりさんが言葉を落とす。


「楽しくて、楽しくて。私まだ頭が興奮状態です」

背中を向けていたさゆりさんが、モゾモゾと動き、私同様仰向けになる。


ふふ、っと笑うと、さゆりさんも、穏やかに笑った。

あ。リカさんかな。鼾が若干。
カナさんもベッドの真横だから、規則的な息遣いが聞こえる。


「さゆりさん」

「……ん?」


いつもより、優しい雰囲気な気がする。


「眠いですか?」

「……いや?」


ちょっとだけ。さゆりさんは、含み笑い。

私も頬が緩む。
人と一緒に寝て。こんなに穏やかな気分はいつぶりだろう。